いまさらなんて言わないで!X-Pro2がエモーショナルな理由5つ

X-Pro2 はカッコいい

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  • いまさらX-Pro2ってどうなのかな?
  • X-Pro2は使いやすい?
  • X-Pro2を使っている人の話が聞きたい!

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • X-Pro2はエモーショナルなカメラ、使って感じたこと5つ
  • X-Pro2の『うーん…』なところ
  • X-Pro2は、感性にひびく手放せないカメラ
  • X-Pro2のスペック

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結論

いまさらなんてことはない、X-Pro2の魅力は色褪せない!

X-Pro2が気になっている方に、X-Pro2のエモーショナルなポイントを伝えたい。

本記事では、2018年からX-Pro2を使っている私が、実際にX-Pro2をつかって感じたことを書いています。

正直、便利なカメラとは言えないですが、そんな事を気にさせない魅力が詰まったカメラです。

新型が出ても色褪せないその魅力を、知ってもらいたい!

目次

X-Pro2はエモーショナルなカメラ、使って感じたこと5つ

X-Pro2とXF56mm
  • X-Pro2のデザインがかっこいい
  • 不便を美徳とする操作性
  • シャッターフィールが良い
  • X-Pro2はファインダーのギミックが、とにかくカッコいい。
  • 1カットごとにしっかり被写体を見て撮るカメラ

X-Pro2を使っている、私が感じたエモーショナルなポイントです。

パっと目を引くX-Pro2のデザインですが、ほかにも良いところがいっぱい。

『カメラは性能じゃない、フィーリングなんだ!』

X-Pro2は、そう感じてしまうカメラです。

X-Pro2のデザインがかっこいい

X-Pro2のいちばん分かりやすい魅力といえば、デザインではないでしょうか。

レンジファインダーっぽい外見、メカを感じさせつつもスマートなデザインは、何年経っても飽きません。

今、あらためて手に持って見ているのですが

やっぱりカッコいいです。

四角いボディの端にたたずむ素通しのファインダーは、無性に覗いてみたくなりますし

数字の刻まれたダイヤルも、機械っぽさ男心をくすぐります。

X-Pro2がそこにあるだけで

  • 持ちたい
  • 触りたい
  • 使いたい

と感じます。

外に持って出ても、その魅力は顕在。

背面液晶はありますが、撮る時はファインダーを覗きます。

シャッタースピードダイヤルも、カチカチと気持ちよく回ります。

もはや、写真を撮るためにカメラを使うのではなく

カメラを使うために、写真を撮るといった感じです。

カメラに心を動かされ、行動になる

X-Pro2、目に映ったその瞬間から、エモーショナルです。

ちなみに私は、お店でショーケースからX-Pro2を出してもらって、持った瞬間に買わなきゃと感じました。

そんなつもりなかったのに、即決でした。

不便を美徳とする操作性

X-Pro2のグリップは、握ると言うより挟む感じなので、片手で操作したり撮ったりするのは少し難しいですが、

左手をカメラの底にそえてあげると、撮影に必要なダイヤル類の操作に違和感はありません

前後のダイヤルを押し込むことで、別な機能を呼び出すことができるので、撮影も快適です。

しかし、X-Pro2の発売日は2016年3月ということもあり、2022年の今はシステム的に古さを感じます。

AFはポチポチとAFポイントを選択していくタイプですし、人の目を自動で追いかけたりしません。

暗いところではピントが合いにくいし、被写体によってはAFが迷うなど不便に感じる点もあります。

なにより、頻繁に使うISOダイヤルが使いにくいのは痛いところ。

このカメラのISOダイヤルは、シャッタースピードダイヤルを持ち上げながら回すタイプなので、素早い操作がしにくいです。

ISOの数字も若干見にくく、撮影のテンポとしてはユックリになってしまいます。

ただ、ギミックとしては最高にカッコいいですし、操作してる感があるので楽しいです。

メカを操作している感覚は、X-Pro2が持つ魅力の1つと言えます。

X-Pro2ダイヤル
X-Pro2ダイヤル

シャッターフィールが良い

シャッターボタンを押すと、端切れのいい音とともに、指先に極々わずかな振動を感じます。

この振動が、エモーショナル

シャッターボタンを押すたびに、ほんの一瞬カメラに伝わるコッとした振動が、とても心地良いです。

シャッターボタンは、クリック感のある普通のボタン式。

バネレート式のほうが好きな私としては残念な部分ですが、エモーショナル性能でチャラです。

ちなみにシャッターは、完全無音の電子シャッターも使えます。

音が出せない時は重宝します。

X-Pro2はファインダーのギミックが、とにかくカッコいい。

X-Pro2の最大の魅力、それがファインダーです。

X-Pro2のいいところ
X-Pro2のファインダー

たいていのカメラは、レンズが見ている世界を撮影者も見ています。

写真に映る範囲と、ファインダーで見える範囲はほぼ一致します。

しかし、X-Pro2の光学ファインダー(OVF)は、極端に言えばただの筒

カメラに付いている素通し窓でしかありません。

写真に映る範囲と、ファインダーから見えている範囲は一致しません

その代わり、X-Pro2の光学ファインダー(OVF)にはフレームが浮かんで見えています

これはフレームの範囲内が、写真に映る範囲、フレームの外側は、写真の外側ということです。

普通のカメラであれば、ファインダー内に突然余計なものが飛び込んできて慌てるケースがありますが

X-Pro2の光学ファインダー(OVF)なら、写真の外側が見えるので何が起きているか分かりますね。

選べる光学ファインダー

X-Pro2の光学ファインダー(OVF)は、2種類の画角から選ぶことができます。

X-Pro2ブライトフレーム1
X-Pro2・OVFブライトフレーム1
X-Proブライトフレーム2
X-Pro2・OVFブライトフレーム2

レバーを操作すると、サイドから別なフレームがサッと差し込まれる感じは、ぶっちゃけたまりません。

このギミックを自分で操作できるというだけでも、X-Pro2を持っている価値があります。

ちなみにこのギミックは、X-Pro3には搭載されていません。X-Pro3の光学ファインダー(OVF)は1種類固定です。

こんなにカッコいいファインダーは、X-Pro2しかないのではないか?そう思ってしまいます。

ピント精度が必要な時は

そんな時は、光学ファインダー(OVF)の隅に小窓(ERF)を表示できます。

X-Pro2・ERF
X-Pro2・OVFにERFを表示
X-Pro2・EVF
X-Pro2・EVF

小窓には、EVFの映像を表示したり、ピント拡大したりできるので、OVF、EVF両方の機能を同時に楽しめます。

ピントや、露出の失敗も減るというわけです。

1つのファインダーでいろんな景色を見せてくれるX-Pro2のファインダー、最高です。

  • 光学ファインダー1
  • 光学ファインダー2
  • 各光学ファインダー+小窓(ERF)
  • EVF

撮る時は、上記から好きなものを選んで撮影できます。

EVF・OVFの切り替えも、レバーひとつで行えるので、状況に合わせてパッと使い分けられます。

EVF:電子ビューファインダー・OVF:光学ファインダー

1カットごとにしっかり被写体を見て撮るカメラ

X-Pro2は、テンポよくパチパチ撮っていくカメラと言うより

撮影を楽しみつつ、被写体としっかり向き合うカメラです。

被写体を見て、カメラの設定を決めて、どう撮ろうと考えてからシャッターを切る。

そんな撮り方が、似合うカメラです。

ある意味、フルメカニカルのフィルムカメラに似ています

『写真向き合う楽しさを』

そんなメッセージを感じます。

もちろん、普通にミラーレス一眼として使うこともできますが、せっかくならX-Pro2の世界観に浸るのも良いものです。

X-Pro2の詳しいレビューは、下記の記事で行っています。

現在執筆中。

X-Pro2の『うーん…』なところ

X-Pro2 はカッコいい
X-Pro2 はカッコいい

さきほどお伝えした、ISOダイヤルの使いにくさ以外にも、うーん…と思う部分があります。

それは、露出補正ダイヤルと視度調整ダイヤルが勝手に回る、です。

わたしはいつもマニュアル露出で撮るので、露出補正ダイヤルが勝手に回るのはあまり気になりません。

しかし、視度調整ダイヤルが回ってしまうのは良くない

撮ろうとするたびに、視度調整を直すことになるので、撮影の流れが悪くなってしまいます。

視度調整ダイヤルが動いてしまう原因は、カメラの外側にダイヤルがあるため。

服やバッグで擦れて動いてしまいます

私は、パーマセルテープを貼って対策しました。

視度調整ダイヤル対策
視度調整ダイヤル対策

X-Pro2は、感性にひびく手放せないカメラ

X-Pro2は今となっては、古いカメラとなりますが、感性に訴えてくるカメラです。

わたしは、メインのカメラ以外は、すぐに売ったり買ったりしていたのですが、X-Pro2は手放す気にならないカメラです。

見た目、持った感触、ギミック、撮ったときの気持ちよさ。

そして、フジのフィルムシュミレーション

分かりやすいスペックよりも、持つ人だけがわかる魅力があるカメラというのは惹かれます。

どこをとってもオリジナリティに溢れ、ほかのカメラで代替できません

唯一、X-Pro3を一度検討しましたが、X-Pro2にしかない部分もあり

単純に、中身の性能だけでは決められないなと感じ、リプレイスしませんでした。

この先も、X-Pro2は手の届く場所に置いておくつもりです。

X-Pro2は、まさに感性に訴えてくるカメラです。

現在はX-Pro3が出て、旧型機となりましたが、まだまだ魅力は衰えません。

ちなみに私のX-Pro2は、近くのカメラのキタムラで中古で購入しました。

購入時のシャッター回数は、6000回ほど。

X-Pro2のシャッター寿命回数は、15万回なので、進捗は4%くらい。

人間に例えるなら、まだ小学生にもなってないくらいです。

シャッターだけで言うと、新品みたいなものですね。

中古だからと、避けてていたら出会えなかった掘り出し物です。

意外と中古カメラって、使われていないカメラが多い印象です。

使わないから売るわけで、『中古カメラは使用頻度が低い』というのも納得できる部分ですね。

X-Pro2の主なスペック

X-Pro2X-Pro3 (参考)
有効画素数約2430万画素約2610万画素
映像センサー画像エンジンAPS-Cサイズ
X-Trans CMOS IIIセンサー
APS-Cサイズ
X-Trans CMOS 4センサー
記録メディアSDカードSDカード
レンズマウントFUJIFILM XマウントFUJIFILM Xマウント
撮影感度ISO200~12800ISO160~12800
露出制御P・A・ S・MP・A・ S・M
手ブレ補正なし(レンズで対応)なし(レンズで対応)
シャッタースピード電子:1/32000~1秒
メカニカル:1/8000~30秒
電子:1/32000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
フォーカスモードシングルAF/コンティニュアスAF/MFシングルAF/コンティニュアスAF/MF
光学ファインダー電子式ブライトフレームファインダー
ファインダー倍率約0.36倍 & 約0.60倍
電子式ブライトフレームファインダー
ファインダー倍率約0.52倍
電子ビューファインダー(EVF)約236万画素
ファインダー倍率:0.59倍
約369万画素
ファインダー倍率: 0.66倍
液晶モニター固定式
約162万画素
フリップ式
約162万画素
フィルムシミュレーションモード15モード
(PROVIA/スタンダード、Velvia/ビビッド、ASTIA/ソフト、クラシッククローム、PRO Neg.Hi、PRO Neg.Std、モノクロ、モノクロ+Yeフィルター、モノクロ+Rフィルター、モノクロ+Gフィルター、セピア、ACROS、ACROS+Yeフィルター、ACROS+Rフィルター、ACROS+Gフィルター)
17モード
(PROVIA/スタンダード、 Velvia/ビビッド、 ASTIA/ソフト、 クラシッククローム、 PRO Neg.Hi、PRO Neg.Std、 モノクロ、 モノクロ+Yeフィルター、 モノクロ+Rフィルター、 モノクロ+Gフィルター、 セピア、ACROS、 ACROS+Yeフィルター、 ACROS+Rフィルター、 ACROS+Gフィルター、ETERNA/シネマ、クラシックネガ)
モノクロームカラー
大きさ(幅)140.5mm×(高さ)82.8mm×(奥行き)45.9mm(幅)140.5mm×(高さ)82.8mm×(奥行き)46.1mm
重さ約495g(付属バッテリー、メモリーカード含む)約497g(バッテリー、 SDメモリーカード含む)

まとめ

見る、聴く、触るを満足させるカメラ

それがX-Pro2です。

X-Pro3と比べて、X-Pro2がそこまで劣っているという印象もありません。

画像エンジンが新しくなっているとはいえ、そこまで画質の差は感じられないなとも思います。

ぶっちゃけ高画質を求めるなら、やはりフルサイズセンサーが優位かなと感じます。

むしろX-Pro2は、OVFを広角・望遠と切り替えて使える点や、背面液晶が見やすい点でポイント高いです。

AFやEVFなど、たしかに差を感じる部分はあります、フィルムシュミレーションの数も少ないです。

しかし、中古のX-Pro2は、新品のX-Pro3の約半額

その差、約10万円です。

エモーショナル性能と、ギミック性の高いX-Pro2を中古で買って、残った予算はレンズに使う。

今からX-Pro2を選ぶなら、そんな方法も、アリですね。

とはいえ、いつまでも中古市場に、X-Pro2があるとも限りません

悩んでいる間に売り切れてしまって後悔した、なんて事にならないように気をつけてください。

カメラのキタムラのリンク、貼っておくのでX-Pro2を使ってみたい方は、在庫確認してみてください。

>>【X-Pro2】 カメラのキタムラ最新中古情報<<

X-Pro2、ほんとにいいカメラです

おわり

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