いい写真とは何か・カメラマンを経験して分かった答え

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  • いい写真って何だろう?
  • いい写真が撮れないよ…。
  • 自分にはいい写真がとれないかもな

こういった疑問に答えます。

本記事の内容
  • いい写真とは何か・カメラマンを経験して分かった答え
  • 自分が、心からいいと思えるか?

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結論

いい写真とは、相手の望みを叶える写真。

その相手とは、他人かもしれないし、自分かもしれない。

写真を撮り始めたばかりだと、『いい写真』が撮りたいと思いますよね。

私も、『いい写真』を求めて山ほど悩みました。

まわりの写真仲間は、インスタやツイッターで自分より人気を集めてる。

自分の写真の人気がないのは、『いい写真』じゃないからだ。

そんなふうに、思う時期もありました。

『いい写真』さえ撮れれば、俺だって…。

あなたも、そんな気持ちになった事はないでしょうか?

この記事では、私がカメラマンという仕事で得た『いい写真とは?』の答えを、お話していきます。

目次

いい写真とは何か・カメラマンを経験して分かった答え

いい写真とは、相手の望みを叶える写真です。

相手の望みを叶えるとは、相手の欲しい物を渡すことです。

ただ、相手の欲しいものと、自分が渡したいものは、必ずしも同じとは限りません

プレゼントもそうですよね。

彼女に、喜ぶと思って送ったプレゼントが、かすりもしなかったなんて経験ある方も多いのではないでしょうか…。

相手が喜んでくれた写真、望んでいた写真が送れた時に、いい写真は生まれます。

私がこの事に気がついたのはカメラマンを経験してからです。

「どんなに立派なテクニックがあっても、どんなにベテランでも、新郎新婦にいい写真と思ってもらわなきゃダメなんだ。」

当時の私には、かなり衝撃的な発見でした。

上手な写真、きれいな写真が、最上級のいい写真と思っていたからです。

どんなに上手でも、どんなにキレイでも、新郎新婦がいいと思ってくれなければ、意味がなかったんです。

いい写真とは何か・カメラマンの場合

ブライダルカメラマンの場合、誰にとっていい写真を撮るか?と言われれば新郎新婦となります。

なぜなら、ブライダルカメラマンは、新郎新婦のために写真を撮るからです。

幸せな2人の写真を撮らなければならないのに

「俺は人より花が好きだから、花を撮る」

とはなりませんよね

しっとりした雰囲気で撮るのが得意でも、新郎新婦から明るく元気な感じで、と言われたら、そう撮らなければいけません。

「自分、そういうの受け付けてないんで。」

とは言えないですよね。

カメラマンは、二人の望みに焦点を当てて撮っていくことになります。

ですから、自分の撮りたいが、いつも通用するわけではありません。

ときには、自分の写真とは違うものを、撮る必要があります。

なぜなら、二人にとっていい写真を撮らなければならないから。

最終的に、新郎新婦から『いい写真』と言ってもらえたら、ミッション成功なのです。

いい写真とは何か・趣味の場合

たとえ趣味だとしても、写真には見せる相手がいます。

彼女、友人、SNSの人たちなどですね。

いい写真が撮りたいなら、その人たちのことを、考える必要があります。

  • 彼女、こんな雰囲気好きだから、こうしよう。
  • 友達にこんなの見せたら喜ぶかな
  • SNSでこんなの流行ってるから、乗っかろう

そう思いながら撮った写真は、自分勝手に撮った写真より、相手に刺さります。

相手に刺されば、いい写真と思ってもらえます。

一方的に、自分の写真を押し付けても『いい写真』とは思ってもらえません。

相手が見たいものを、撮る必要があります。

もちろん、自分の価値観を貫き、自分の写真の良さにまわりが気がつくのを待つというのも、アリだと思います。

しかし、いい写真とは何か?と考えているあなたは、自分の写真をいい写真と思われたいと願っていますよね?

であるなら

写真を見せる相手を思い浮かべながら撮ることは、いい写真を撮る近道となるでしょう。

いい写真と自分の写真の違い

ここまで読んだ方は

「いい写真を撮るためには、自分の色を消さなきゃならないの?」

と感じたと思います。

それは違います。

相手のことを考えつつも、自分の色を出していくことはできます。

というか、実感として、自分の写真の色は消せないと思っています。

できること、できないことがある中で、工夫しながら撮っていく。

この工夫の部分は、個人の色が強く出ます。

歌でもそうですよね。

カバー曲なんてありますが、もとの歌の色より、歌い手の色のほうが濃く出てますよね。

写真も同じで、〇〇さんぽい写真だなと思って名前を見ると、〇〇さんだった、なんてよくあります。

言葉の使い方や話し方もそうですが、自分の色は消そうと思っても簡単に消せません。

「いい写真を撮るためには、自分の色を消さなきゃならないの?」

の答えは、自分の色は消すほうが難しいです、となります。

自分が、心からいいと思えるか?

今までは、人からいい写真と思ってもらう考え方を紹介してきました。

しかし、自分でいい写真と思う写真もいい写真です。

撮る前に、いいなと思って撮った写真は、経験上いい写真となりえます。

自分の心が動いて、自然にカメラを構えてしまう。

そんな写真には、自分が感じた気持ちを伝えるチカラがあります。

沢山の人に刺さる写真ではないかもしれません。

しかし、必ず誰かの心に刺さります、そういう写真は大切にすべきです。

いつか、その時の気持ちを伝えたい相手があらわれます。

心が動いて撮った写真は、時間が経ってもよく覚えているので、写真と一緒に伝える言葉にも気持ちが乗ります。

沢山の人から褒められたりはしませんが、写真のあり方として、正解の1つだと思っています。

まとめ

いい写真とは、相手の望みを叶える写真。

でも、自分の心が動いて撮った写真もいい写真。

自分を見るか、相手を見るかで、いい写真は変わる。

余談ですが、私は独学でカメラマンになりました。

その時の事を、【体験談】独学でカメラマンになるには【プロカメラマン】でお話しています。

カメラマンに興味があれば、読んでみてください。

おわり

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