【経験者は語る】ブライダルカメラマンは結構きつい理由7つ

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  • ブライダルカメラマンって大変?
  • どんな大変さがあるの?
  • ブライダルカメラマンやってみたいけど、キツイのかな。

などと、お考えではないでしょうか?

結論から言うと
ブライダルカメラマンは、けっこうキツいです。

この記事では

ブライダルカメラマンだった私が、キツイと感じたことを書いています。

ブライダルカメラマンになりたい、興味がある。
仕事内容を知りたい、未経験だけどやれるだろうか?

そう思う方は、この記事を読んでしっかり準備しておきましょう。

本記事の内容
  • ブライダルカメラマンは結構きつい理由7つ
  • 撮って終わり。じゃない仕事
  • これからブライダルカメラマンに挑戦したいあなたへ

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華やかな印象があるブライダルカメラマンですが、実際はけっこうハード
撮影中、水分不足で足がつるくらいハードです。

目次

ブライダルカメラマンは結構きつい理由7つ

ブライダルカメラマンは、体力的、精神的に結構キツイです。

  1. 失敗が許されない緊張感
  2. カメラは重い・肩と腰の痛み
  3. スーツが汗だくになる気持ち悪さ
  4. 一日で数件撮るときの時間のなさ
  5. 利き目が痛い、目を酷使する辛さ
  6. そんなトコまでこっちの仕事??
  7. 降りてこない連絡事項

などが主な理由です。

それでは、1つずつお話ししていきますね。

①失敗が許されない緊張感

結婚式や披露宴には、TAKE2は無い。
基本的に、撮り逃した瞬間は、もう撮れません。

キスシーンや、胴上げ入退場など2回目がないシーンはたくさんあります。

しかし

  • 予測できない子供の動き
  • 聞かされてないサプライズ演出
  • 突然、カメラの前に割り込むゲスト

などそう来たか!?となるシーンは意外と多く
瞬間の判断が要求されます。

挙式披露宴は、全て予定通りに行くわけではありません
不意打ちを食らうことも多いです。

ブライダルカメラマンは、何が起きるかわからない緊張感を持って撮っています。

今日は新郎新婦にとって大切な日、失敗できないと思うと緊張もします。
「帰りたい」と思ったことは、1度や2度ではありません。

撮り逃しはできない
この至上命題は、とても大きなプレッシャーになります。

ブライダルカメラマンの中には、全く緊張しないという方もいますが
私は、プレッシャーを感じる側でした。

仕事がもらえるのは嬉しいですが、そのたびに、緊張感とプレッシャーに襲われてキツかったのは事実です。

撮影が始まると、楽しくなるんですけどね(笑)

②カメラは重い・肩と腰の痛み

フルサイズ一眼レフが、2台も持てる!
両肩に1台ずつ。
なんかカッコいいと、ウキウキしてました。

しかしすぐに、カメラ軽いが正義と思うようになります。

1キロを超える機材が2台。
6時間以上撮り続けていると、ストラップが両肩に食い込んで痛い

これ、素直にキツイです。
撮影に余裕があるときは、カメラを1台に減らして撮ることもありました。

しかし、通常は2台体制がマスト。
レンズ交換なんてしているヒマがないので、2台のカメラで広角中望遠と撮り分けます。

現在は、ミラーレスカメラがあるので、機材の重さ的には多少はマシでしょうが
カメラは意外と重いと、知っておいてください。

趣味の撮影なら好きなタイミングで、レンズ交換や休憩ができるのでラク。
仕事と趣味は違うのです。

カメラバッグの重さと移動

出張などがあると、大きく重いカメラバッグを持って式場まで移動します。

私は、レンズなど機材を結構持っていくタイプだったので、カメラバッグは重くなりがち。
その時の辛さと言ったら、何かの罰を受けている気分でした。

カメラマンは、機材の重さとの戦いでもあります。

あなたがカメラの仕事をしてみたいと思うなら、カメラのサブスクリプションサービスを利用して機材の重さを体感してみてください。
もしカメラ2台を持って歩き回るのが辛いなら、あなたはカメラの仕事に向いていないかもしれません。

③スーツが汗だくになる気持ち悪さ

撮影中の運動量けっこう多めです。

服装は当然スーツ
写真のバリエーションを求めて、会場内を動き回ると一瞬で汗だくになってしまいます。

ジャケットパンツが、腕や太ももに張り付く感覚は気持ち悪いです。
ジャージで撮れたら、どれだけ楽だろうと何度も思いました(笑)

大量の汗をかくので、足をつりそうになった事も、何度かあります。
一応、毎回500mlの水を2本用意していたのですが、全然足りなかったようです。

ブライダルカメラマンの撮影は、もはやスポーツ
水よりアクエリアス!(笑)

④1日で数件撮るときの時間のなさ

1日数件の撮影をすることも、ありました。
1本目の撮影が終わって、2本目に入るまで時間がないということも、ザラにあります。

ひどい時は、1本目が長引いてしまい、2本目に食い込むこともありました。

朝行ってから夜帰るまで、食事がとれない、なんて日もあります。
そんな日は、さすがにフラフラ。

ブライダルカメラマンを、写真撮って帰るだけの、楽な仕事と思っているなら違います
そんなシチュエーションの日もあるんだと、準備しておいてください。

⑤利き目が痛い、目を酷使する辛さ

趣味で写真を撮っているだけだと、あまり感じないこと。
それは利き目の酷使

写真を撮る時はファインダーを覗きます

背面液晶でも撮れますが、額と両手の3点で支えたほうがしっかり固定できてGOOD

必然的に、利き目をたくさん使います。
すると翌朝、利き目に凝ったような痛みが……。

撮影中は集中しているので、思っている以上に利き目を使っています。

正直、これに関しては慣れもあるのかなと。
私は最初つらかったのですが、そのうち慣れてきて気にならなくなりました。

しかし次の撮影まで間があくと、また目の痛みに襲われる事はありました。

ちなみに、今はこうやってブログを書くことが増えたので
久々に目を酷使したときのあの痛みを感じています。

⑥そんなトコまでこっちの仕事??

ここからは、結婚式の会場にもよると思うのですが、大変だったと感じたことなので書いておきます。

ブライダルカメラマンは、撮影以外の仕事をするときもあります。

  • ちょっと時間空いたから、新郎新婦の相手して
  • ゲストの誘導して

など、それって会場側の仕事じゃない?と思うこともありました。
しかし、文句は言えません

会場に嫌われてしまうと、仕事がしにくくなってしまいます。
会場の中では、カメラマンの立場は1番下

誰の邪魔もしてはいけないし、全員が協力的とも限らない、そんなポジションです。

カメラマン:「1分ください、この場で写真撮りたいんです。」

スタッフ:「はぁ……、まぁいいぞ、1分な

カメラマン:「ありがとうございます!

と頭を下げられないと、できない仕事です。

⑦知らされない連絡事項

困るのが、予定と変わったことが知らされないこと。

カメラマンは結婚式や披露宴で、どんなイベントをやるか書いてある予定表をもらっています
しかし、直前で変更された、なんて事がたまあって、例えばこんな感じ。

  • 友人たちのサプライズ
  • 子供を使った演出
  • サプライズ入場

など。

知っていれば、対応できるのですが、知らないと軽くパニックです。
変更があったら伝えてほしいと、思わざるを得ません。

例えば、新婦が入場するはずのドアを、カメラを構えながら待っていると、突然背後にスポットライト。

振り返ると、満面の笑みの新婦が入場中、なんてこともありました。

ウェディングプランナーも忙しいので、伝え忘れもあると思いますが、ナカナカの恐怖体験をしてきました。

撮って終わり。じゃない仕事

無事すべて撮り終わって帰ってきても、まだ終わりではありません。
長い長い編集作業が、待っています。

私は、1回の撮影で2000カットほど撮っていたので、処理するカット数も多く大変でした。

600カットほどのカメラマンもいるので、このへんは性格やスキルでしょう。
当然、少ないカットで歩留まりが高いほうが優秀です。

2000カットの中から、使えるもの、使えないものを分け
色の調整や、明るさを揃える作業をしていきます。

この作業は、撮影と同じかそれ以上に時間がかかりました。

こだわりだすと、キリがなく、適当にやると品質が下がる難しい工程です。

編集しながら沢山のシーンを見返すことは、楽しい面もあります。
会場が1つになって盛り上がった結婚式や披露宴だと、写真を見返してハッピーになることもしばしば。

例外なくキツいのは、集合写真の編集

集合写真を撮ると、高確率誰か目をつぶっています。
なので、集合写真は、いつもより多めにシャッターを切る事になり
結果として、似たような写真が大量に生産されます。

1カット1カットを拡大し、目つぶりをチェックして仕上げていく。
この作業が非常にキツイです。

ぶっちゃけ飽きます

ブライダルカメラマンは、撮ったあとの方が、仕事時間が長くなる場合があり
撮っておしまいじゃないということを、お忘れなく。

これからブライダルカメラマンに挑戦したいあなたへ

キツかったり、理不尽と感じたりすることもあるブライダルカメラマンですが、やりがいのある仕事です。
私は挑戦してよかったなと思っています。

趣味で撮っているだけでは得られない、知識や経験ができました。
これらはずっと、自分や人のために使っていけると思います。

今こうやってブログで発信できているのも、あの時ブライダルカメラマンをやってたおかげです。

ブライダルカメラマンは、イメージだけで挑戦すると、思ってたのと違うとなるかもしれません。
しかし、実際にブライダルカメラマンをやってた人の話を聞ければ、これから起きることに準備ができますよね。

あのブログに書いてあったことが起きた。
そう思えるだけで、余裕ができます。

余裕があれば、対処も可能

この記事で、少しでも知らないことを減らしてブライダルカメラマンの仕事をして
カメラマンとしても、人としても成長してもらいたいです。

それは、この先もずっと役に立つこと。
いつか、ブライダルカメラマンやってよかったなと、思ってもらいたいです。

知っていると役立つ知識

ブライダルカメラマンになる前に、知っておくと良い知識があります。
授業で言うところの『予習』

知っていると、ブライダルカメラマンを始めた時に少し楽ができます。
キツいと思うことも多い、ブライダルカメラマンの仕事。

しっかり予習して、自分の負担今のうちに減らしておく事も重要です。

  • 披露宴の一般的な流れ
  • 洋装・和装の知識
  • ケーキカットなど、代表的なシーンの撮り方

このあたりは、あらかじめ抑えておくと良いでしょう。

もし、挙式・披露宴の代表的な流れを知らないと言うなら、ウエディング・フォト マスターBOOK (玄光社MOOK)を読んでおくとGOOD。

フライダルカメラマンの仕事内容が分かります。

まとめ

  • ブライダルカメラマンは、キツいけど得られるものも多い。
  • 楽ではないとしっかり理解しておけば、ちょっとやそっとじゃ折れないはず!
  • 貪欲に吸収できるものは吸収していこう!

おわり

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