- なんでー?このカメラ見た目通りに写らないよ
- カメラで肉眼に近い景色を撮るには、どのレンズ?
- 見た目どおりに撮りたいのに、色が変。
などとお考えではないでしょうか?
カメラで肉眼に近い写真を撮るポイントは、5つあります。
この記事では、そのポイントを詳しく分かりやすく紹介しています。
なぜ撮れないのか?どうやったら撮れるようになるのか?
上手く撮る方法が知りたい方は、ぜひお読み下さい。
見た目どおりの写真を撮って、思い出をいっぱいつくりましょう!!
- カメラで肉眼に近い写真を撮るためのポイント・5つ
- 視点で変わる画角の選び方
- カメラで肉眼に近い写真が撮れる【HLZTメソッド】
カメラで肉眼に近い写真が撮れない原因は、2つ
①.画角が合っていない:
例)思ったより小さく映っている・広さが表現できていない・など
②.色が合わない:
例)真っ赤に写る、もしくは、いい雰囲気なのに普通に映る・暗い・など
対策
①は自分の視点を理解すること。目に見えている景色とあなたが注目している場所は違います。
『男性の多くは、この画像の中の〇〇に気が付かない』なんて画像見たことありませんか?
同じことが、写真を撮るときも起きています。
人は視界にあるもの全てに注目しているわけではありません。たいてい『どこか』を見ています。
あなたの視点をあなたが理解し、そのズレを解消するために、ズームなどをしてあなたの注目している場所に合わせましょう。
②は設定がずれているか、カメラの性能の問題です。設定はあなたの見た目に合うように直せばOK。
カメラ性能が限界の場合は、肉眼に近い感じに写すのは高度なテクニックが必要です。
以下、詳細となります。
まずは『画角』から。
そのあと、『色や明るさ』のお話をしていきます。
カメラで肉眼に近い写真を撮るためのポイント5つ
- 自分の視点を意識する
- 言葉にしてみる
- 画角を決める
- 色の設定を変えながら撮る
- カメラと肉眼、どっちが高性能?
自分の視点を意識する
「あっ、これ撮りたい」
と、思って立ち止まることもありますよね。
そのときに、以下の点を意識してみましょう!
『なぜそう思ったのか?』
『何を見て、そう思ったのか?』
撮りたいのは視界?それとも視点?
単純に視界を撮るなら、肉眼に近い範囲が写せる焦点距離が35mm〜50mmのレンズで撮ればOKです。
しかし、たいていの場合『なにか違う』と思うはず。
それは、あなたの視界と、あなたが注目している範囲が違うから。
このズレを、今から伝える方法で解消してみてください。
焦点距離ってなに?
焦点距離とは、レンズの外側に記載されている数字のこと。
レンズの筒状の部分や金属リング部分に、焦点距離が記載されていることが多いです。
ミリメートル(mm)単位で記載されていて、例えば、”18-55mm”と書かれている場合、そのレンズは18mmから55mmまでの焦点距離をカバーしているズームレンズだということ。
1つしか焦点距離が記載されていないレンズにあり、例えば、”50mm”と書かれている場合、そのレンズは50mmの焦点距離のみを持つことを意味しています。
言葉にしてみる
あなたが何に注目したのか?なぜ撮ろうと思ったのか?
それを言葉にしてみましょう!
と言われても、いまいちピンとこないと思うので例を書いておきます。
例)あっ東京タワー、きれいに見えてるなぁ。ビルの間から見えてるのなんかイイな。
翻訳するとこうなります
東京タワーが撮りたい!!ビルの間から見えている東京タワーが。
こんな感じで、『何を撮りたいか?』を明確にすると、肉眼で見た景色を撮りやすいですよ。
次は画角です。
画角を決める
先ほどの例に当てはめながら説明します。
東京タワーが撮りたい!!ビルの間から見えている東京タワーが。
このとき、注目している場所は『東京タワー』ですよね。
しかし目には、もっと広い範囲が見えていますよね。
だからと言って見えている範囲全てを写真にしてしまうと、何を撮ったのかよく分からない状態になってしまいます。
こんな感じに。
これだと「確かに肉眼で見えている景色に近いけど、なんか違う」となってしまう。
なので、撮ろうと思った意図、注目した範囲を撮るようにしましょう。
こんな感じに。
これで、肉眼に近い景色が撮れます。
正確に言うと、パッと見たときに『これ撮ろう』と思った景色が撮れます。
風景も同じ
この例は東京タワーですが、風景でも同じです。
特に風景の場合は、『広大さ』に注目しているのか、『特定のなにか』に注目しているのかしっかり分けることが必要となります。
ここまでは、画角のお話。
次は色や明るさのお話です。
色の設定を変えながら撮る
カメラの判断と人間の感性はズレることがあります。
色や明るさなど、見た目と違うと思ったことはありませんか?
そんな時はしっかりカメラを操作して、色や明るさを変えながら撮りましょう。
手順は2つ
- ホワイトバランスを合わせる
- 露出補正をする
■ ホワイトバランスを合わせる
ホワイトバランスは、写真の色を調整する機能です。
太陽光、電球、蛍光灯などは、それぞれ違う色の光を出しているため、写真の色が変わります。
ホワイトバランスを調整すれば、光の色の影響を補正し、あなた好みの色を出すことができます。
■ 露出補正をする
露出補正はカメラが決めた明るさを、あなたの好みに合わせて微調整するための機能です。
「こうじゃない」と思ったら、積極的に設定を変えて好みの明るさに変えていきましょう!
なんだか面倒くさそうだなと思ったなら、RAWを使う方法もありますよ。
詳しくは、RAWデータの特徴と使い方の記事で説明しています。
カメラには苦手なシーンがあります。
極端に『明るさの差』があるシーンや、色のついた光が『2つ以上ある』シーンはとても苦手です。
この場合はカメラの性能の限界なので、肉眼に近づけようとすると高度なテクニックが必要になります。
カメラと肉眼、どっちが高性能?
実は、人間の目はメチャクチャ高性能。
暗い部分と明るい部分の両方を同時に見られたり、色のついた光がいくつあっても、違和感なく見ていられたりできるのは肉眼だけです。
- トンネルの中から外を見たとき、外が明るすぎて真っ白にしか見えないなんてこと、ありましたか?
- 赤や青のネオンがある繁華街で、これって何色?と思ったことはあったでしょうか?
こんなシーン、カメラだと上手く写せません。
カメラが肉眼に追いつくのは、まだまだ先でしょう。
一般的に買えるカメラで、肉眼に匹敵するカメラはありません。
だからといって諦める必要なまったくなく、カメラにしかできない写真表現で撮るという方法もあります。
むしろその方法のほうが、写真の楽しさ、奥深さを味わえるでしょう。
押してだめなら、引けばいいんです。
視点で変わる画角の選び方
先ほどもお伝えしたとおり、肉眼で見た時の感動や印象を写真に残すポイントは以下の2点。
- 自分がどこを見ているか?
- 何に注目しているか?
このときに1つの基準を持って、この範囲より広い、狭いと判断できるとGOOD。
モノサシがあることで、より具体的に、あなたの視点を理解できます。
このモノサシを作るのにオススメなのが、HLZTメソッドです。
私が開発した、驚異のHLZTメソッド
HLZTメソッドは、あなたの 肉眼を輝かせる魔法のような力を持っています。
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私が開発者として誇りを持ってお届けするこのHLZTメソッドで、あなたの悩みは画角の彼方へ吹き飛ばされることでしょう。
さあ、驚きのHLZTメソッドを実践して、肉眼をカメラで包み込みましょう!(笑)
カメラで肉眼に近い写真が撮れる・HLZTメソッド
効果バツグンなのに簡単、あなたもぜひ試してみてください!!
実践・HLZTメソッド
HLZTメソッドを使えば、早い人なら数週間で、肉眼で見た世界を写真に残せるようになりますよ。
- カメラ
- 単焦点レンズ(35mm〜50mmのものがオススメ)
もしレンズもカメラもないという場合は、Camera Rentで借りるといいでしょう、安いので。
HLZTメソッドをステップ形式で紹介
取り付けたレンズの焦点距離を、しっかり覚えておきましょう。
ここからこの辺まで写るだろうなと、イメージしましょう。
どんな時も、取り付けたレンズを変えずに撮り続けましょう。
上手く撮れない時は、移動したり高さを変えたりしながら撮りましょう。
絶対に、レンズを変えてはいけません。
写る範囲のイメージと、撮った写真が一致するようになったら完了です。
STEP4まで行けば、目の前に画角のフレームが、浮かんで見えるようになります。
このフレームはあなたの視界の中にあるモノサシとなるので、視界とあなたの注目した場所のギャップを意識する手助けになります。
ちょっと専門的な言い方をすると、「今、〇〇mmの目で見ているな。」と、意識できます。
自分の視点と視界を意識して、肉眼で見た景色に近い写真を撮ってください!
さらに、撮る前に撮れる写真が分かるようにもなるので、いろいろ迷わずに済むようになります。
まとめ
カメラで肉眼に近い写真が撮れないのは、カメラの設定などのハード面もありますが、あなた自信の視点の問題もあります。
視界は常に一定ですが、視点はあなたの注目度によって変化します。
なので、視界に近い画角のレンズを使っても、「肉眼に近い写真が撮れない」と感じることは多いでしょう。
解決策は、あなた自身が何を見て、何を感じているかをしっかり意識すること。
そして、それを撮ること。
そうすれば、肉眼に近いと感じる写真が撮れます。
さらに、HLZTメソッドを使えば視界の中にモノサシを作れるので、より自分の視点を意識しやすくなります。
ちなみに写真のバックアップって取っていますか?
せっかくお気に入りの写真が撮れても、ちょっとしたミスで消してしまわないように写真のバックアップを取ることをオススメします。
写真のバックアップについて、【失う前に読め】写真のバックアップはクラウドがオススメ【自動化】で紹介しているので、ぜひお読みください。
おわり