- 法隆寺と中宮寺、どっちから先に回るべき?
- 法隆寺と中宮寺の距離って、どのくらい?
- 法隆寺から東大寺って、日帰りできる?
などとお考えではないでしょうか?
せっかくの奈良観光、無駄な時間やお金を使いたくない方は、ぜひお読みください。
この記事では、同じ日に法隆寺と中宮寺を観光し、そのあと東大寺へ移動した私が、どう回るとGOODかを紹介しています。
この記事を読めば、法隆寺と中宮寺の回り方
そして東大寺へ向かうときの、注意点が分かるようになります。
道中に食べた、美味しい〇〇もご紹介!
- 【写真で案内】法隆寺⇒中宮寺が、正規ルート
- 奈良県【欲張り】ランチを食す
- けっこう遠い、東大寺【タクシーのおじさん、ありがとう】
私は京都から法隆寺へ、向かいました。
JR京都からJR奈良へ。
JR奈良から、JR大和路線に乗り換えてJR法隆寺へ。
ちなみにJR法隆寺駅の出口は、北口です。
JR京都からJR法隆寺までの所要時間は、70分ほど。
もっと効率の良いルートもあると思いますが、わかりやすさを優先しました。
JR法隆寺駅から、法隆寺まで約1.5Km、徒歩で約20分。
徒歩の場合は、普通の街並みを歩きます。
法隆寺までのルートはこちら。
美味しいランチのお店が、途中にあるルートです。(お店やランチの紹介は、後ほど記事内で。)
【写真で案内】法隆寺⇒中宮寺が、正規ルート
中宮寺へは、法隆寺から行くのがGOOD
中宮寺の受付で、法隆寺のチケットを見せれば、割引料金となりますし、
法隆寺の観光ルートを回り終わったあと、歩いてすぐの場所に中宮寺があります。
法隆寺を見ていたら『いつの間にか中宮寺』ですわ。
法隆寺・中宮寺をしっかり見たいなら、2時間くらい必要かも。
見ごたえ、かなりあります。
法隆寺・中宮寺を見終わってから、東大寺など奈良公園方面へ向かう時の移動手段は、こんな感じです。
東大寺までけっこう距離があり、時間がかかることに注意。
法隆寺から東大寺へのアクセス
移動手段と料金など | 注意ポイント | 所要時間 |
---|---|---|
バス(770円・1時間に1本) | バス停近い、最終便は15時台 | 60分超 |
電車(220円・JR法隆寺⇒JR奈良) | 駅までと、駅から東大寺の移動あり | 約60分(電車、徒歩の合計) |
タクシー(約7000円) | 捕まえるのに、運が必要 | 約50分 |
私はタクシーを使いました。
流しのタクシーはほぼゼロで、法隆寺でお客さんを降ろしたタクシーを捕まえました。
法隆寺から中宮寺までを、写真で紹介
法隆寺に向かって、キレイに整備された参道が伸びています。
参道両側には広い歩道もあるので、お好きな方を。
こちらが南大門。
なぜか、焼肉屋を連想してしまいます。
南大門から見える。五重塔。
いよいよ法隆寺という気がしてきます。
正面左側に、受付があります
受付を済ませ、中に入ると五重塔と金堂。
五重塔のデザインというか、佇まいがとても美しい。
ずっと見ていられる美しさ。
屋根の間隔、広がり方。
相輪と建物のバランス。
どこを取っても完璧な、五重塔です。
こちらは中門からの眺め、南大門が見えます。
美しい。
カメラのレンズのせいで、傾いて見えるのが悔しい。
実物は、こんなもんじゃ無いです。
五重塔と金堂を、囲むように建っている廻廊。
次のエリアへ、移ります。
こちらは眺めただけ。
大宝蔵院の中は博物館のようになっており、歴史的価値のある仏像などを見られます。
他にも見どころはたくさんあるので、ぜひご自身の目で確かめてみてください。
長くて広い、きれいな道です。
そして東大門。
東大門をくぐり、少し歩くとこちら
夢殿の入り口です。
ぐるっと周囲を歩ける夢殿。
夢殿からすぐそこに、中宮寺
看板もあるので、迷うことは無いでしょう。
中宮寺には、素敵な弥勒菩薩像が安置されています。
私は奈良に移動する前、京都の広隆寺でも弥勒菩薩像を見ています。
中宮寺と広隆寺、両方の像を見て感じたことを、下の記事にまとめてあります。
興味があれば、ぜひお読みください。
奈良県【欲張り】ランチを食す
京都から奈良に着いたのが、お昼頃。
お腹が空いたのでお邪魔したお店が、こちら。
平宗 法隆寺店様。
奈良といえば三輪そうめん、そして柿の葉寿司。
他にも沢山ありますが、私が気になっていたのはこの2つ。
三輪そうめんと柿の葉寿司が食べられて、法隆寺にとても近い。
これは行くしかないでしょ、ということでこちらのお店に行きました。
どれもとても美味しく、満足。
いやぁうまい!
思わず言いそうになりました。
- 優しい出汁の三輪そうめん
- 程よく酢が効いた柿の葉寿司
- 甘さ控えめのおはぎ
うまかった。
思い出すと、また食べたくなります。
法隆寺近くでランチを探しているなら、平宗 法隆寺店、オススメです。
けっこう遠い、東大寺【タクシーのおじさん、ありがとう】
冒頭にも書きましたが、法隆寺から東大寺まで、けっこう距離があります。
故に、移動時間もかなりかかる。
法隆寺を見終わった後は、次は東大寺に行きたい。
そう思ってはいたのですが、どうやって移動するかまでは深く考えておらず
「どうにかなるだろう。」程度の感覚。
とりあえずJR法隆寺駅に戻ろうかと歩いていると、バス停が。
時刻表を見てみると、東大寺行きのバスが20分後に来る。
さらによく見てみると、東大寺までは60分以上かかる。
JRを使ってもバスを使っても、東大寺に着く時間は変わらなそうだな。
そう思った私は、バスを待つことに。
ちなみにバス停はここ。
バス待ち時間に、飽きる
飽きた。
ヒマ。
時間の無駄。
バス待ちの時間に湧き上がる、感情。
どうにかもっと早く、効率的に移動できないかと、辺りをキョロキョロしていると、法隆寺に向かうタクシーが2台。
迎車か?
空車か?
そんな事を気にしながら、法隆寺に繋がる道路を細かく振り返りました。
同じくバス待ちをしていた方々には、落ち着きがない人に見えたでしょう(笑)
そうこうしているうちに、1台のタクシーが戻ってきました。
表示版に、書かれていた文字は……
『空車』
迷わず手を上げ、タクシーに乗り込み「奈良公園、東大寺まで」と告げました。
タクシードライバーとの会話
私が乗ったタクシーの運転手さんは会話が好きな方らしく、奈良のことを色々と教えてくれました。
斑鳩三塔や古墳のこと
西吉野の柿のこと
郡山の金魚やイチジクのこと
幼い頃、二月堂に遠足へ行ったことや
場所によっては、新しい建物が建てにくいこと
タクシードライバーらしい、鹿の交通事故のことなども、話してくれました。
なかでも面白かったのは、奈良公園の鹿は山に帰るという話。
私的には、鹿は奈良公園に住んでいて、そこから動かないものと思っていたので衝撃的でした。
奈良にも沢山、いい場所がある。
もっと奈良を見て欲しい。
そんな気持ちを、節々に感じる会話でした。
「今日は、17時過ぎには京都へ戻る。」
私がそう言うと、ちょっと寂しそうだったのが忘れられません。
そんな話をしているうちに、奈良公園へ到着。
降りる前には、奈良公園の見どころや、周り方、近鉄奈良駅への道も教えてくれました。
短い時間でしたが、ただの観光だけじゃ分からない、そこに住む人達の歴史や文化に、ちょっとだけ触れることができました。
こういった経験は、本当に素晴らしい。
欲しくてできるものではないし、全ての人が求めるものでもない。
でも、それを望む人たちは確実にいる。
そして私は、望む人の側。
少ない時間でしたが、本当にとてもいい経験ができました。
「ありがとうございました。」
その後私は、東大寺、二月堂、春日大社を周り京都へ戻りました。
まとめ
法隆寺と中宮寺、両方行くなら法隆寺からがオススメです。
法隆寺の近くには、三輪そうめんと柿の葉寿司が食べられるお店があります。
法隆寺・中宮寺を見終わってから東大寺に行くなら方法は3つ。
- バス
- 電車
- タクシー
それぞれ特徴があり、どれを使うかはあなた次第。
タクシーを使えば、面白い話が聞けるかも。
あと、なんとなくですが奈良の人は丁寧な気がします。
また奈良へ、今度はゆっくり行きたいです。
正直、今回はちょっと予定を詰め込みすぎました。