【弥勒菩薩像】京都広隆寺・奈良中宮寺の違い【どっちを見るべき】

広隆寺

※本ブログのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

  • 弥勒菩薩像が、広隆寺と中宮寺にあるけど、どんな違いがあるんだろう?
  • 広隆寺と中宮寺、弥勒菩薩像見に行くならどっちがいいかな?
  • 両方の弥勒菩薩像を見た人の、感想が聞きたいな。

そんな疑問はありませんか?

広隆寺中宮寺弥勒菩薩像に、どんな違いを感じるのかを知りたい方は
ぜひ、このままお読みください。

この記事では、同じ日に広隆寺と中宮寺の弥勒菩薩像を見てきた私が、両方の仏像を見て

  • 何を、体験したのか?
  • どんな違いを、感じたのか?

を紹介しています。

同じ日両方の弥勒菩薩像を見ているので、思い出補正はありません。フラットな状態で比較できました。

京都の広隆寺と奈良の中宮寺、両方行けたらベストなのですが、出来ない場合もありますよね。
この記事を読めば、どっちを優先すべきか分かるようになります。

両像は似ていますが、〇〇が違いました

広隆寺の前は、北野天満宮へ行っております。
梅の花と雪、写真多めで紹介しています。

北野天満宮の梅の花に興味がある方は、ぜひお読みください。

本記事の内容
  • どっちかしか見れないなら、断然〇〇寺の弥勒菩薩像
  • 京都・広隆寺の十二神将と、弥勒菩薩像
  • 奈良・水に浮かぶ中宮寺の、弥勒菩薩像
目次

どっちかしか見れないなら、断然〇〇寺の弥勒菩薩像

個人的な意見とはなりますが、どっちか片方しか見れないなら

広隆寺の弥勒菩薩像をオススメします。
やはり、あのオーラ存在感をご自身の目と肌で感じてほしいです。

十二神将やその他の仏像の存在感も素晴らしく、それだけでも見る価値アリ。
そこを超えてくる弥勒菩薩像。

あの像を1度見ると、またこの像を見に来ようという気になるでしょう。
私はまた京都に行ったら、必ずまたここに来ようと決めました。

広隆寺に弥勒菩薩像を見に行くことが、京都へ行く理由にもなりそうです。
まだ見たことが無い方は、ぜひ1度見に行ってみてください

感動します。

奈良では中宮寺の他法隆寺奈良公園を観光しています。
奈良滞在は6時間観光ルートと改善点を、紹介しています。

初めて奈良へ行く予定がある方は、ぜひお読みください。

以下、広隆寺と中宮寺の詳細となります。

京都・広隆寺の十二神将と、弥勒菩薩像

広隆寺
広隆寺

先に行ったのは、広隆寺。

弥勒菩薩像が安置されている霊宝殿内は、すこし薄暗く厳かな雰囲気です。
大きな声が、似合わない場所。

入ってまず見えてくるのが、十二神将

平伏せよ

平伏せよ
霊宝殿に入るなり、十二神将からそう言われているような気が……。

この日は寒く、手は常にポケットの中。
霊宝殿に入っても、手はポケットの中。

そして目の前に、十二神将
その表情は怒り威嚇威厳といった言葉がよく似合い、見るものを威圧します。

私はその圧に気おされ、ポケットから手を出し、拝観する態度を改めざるを得ませんでした。

十二神将のポーズ、表情、格好は全て違いますが、どれもリアリティがあります。
動き出しそうなというか、実はわずかに動いてるんじゃないか、と感じるほど。

パントマイムの動かない人、のような雰囲気を感じました。
「これはガンツの発想、生まれるわ。」そう言ったほうが、分かりやすい方もいるかもしれませんね(笑)

弥勒菩薩像の圧倒的オーラ

十二神将を見ながら、ふと振り返ると弥勒菩薩像
目に入った瞬間、言葉を失うような感覚に。

穏やかながら、『我ここにあり』といわんばかりの、圧倒的オーラを放っています。

高貴という言葉を体現したかのような佇まい
慈愛優しさが溢れ、まさに世を救う仏様という感じです。

気恥ずかしい言葉ですが、弥勒菩薩像の前に立つと愛されていると感じ、自然と頭が下がります。
しかし、どこかヒンヤリとした恐怖も感じざるを得ません。

本当に美しく気高い存在
哀れみとも、微笑みとも取れる表情は、確かに何かを見ています。

奈良・水に浮かぶ中宮寺の、弥勒菩薩像

中宮寺・本堂
中宮寺・本堂

続いて奈良へ移動し、中宮寺へ
奈良は晴れ、こちらはポカポカと暖かかったです。

中宮寺へ行くなら、法隆寺から行ったほうがスムーズかと。
法隆寺を見終わった先が、中宮寺

水に浮かぶ中宮寺

本堂の下には水がはってあります
本堂の下には水が張ってあります

中宮寺・本堂の下には水が張ってあり、涼し気なイメージです。
建物はやや近代を感じさせ、風情という意味ではちょっとアレかもしれません。

とはいえ、清潔感清涼感を感じるので、暑い夏の日など気持ちが良さそうです。

自然と調和する弥勒菩薩像

中宮寺の弥勒菩薩像は、広隆寺のものより少し大きく感じます。

事前にネットで中宮寺の弥勒菩薩像の写真を見ていると黒光りしていて、ともすれば金属かと思うほどの光沢を放っている印象でした。
しかし実際に見てみると、ちょっとザラついたと言うか「あぁ、ちゃんと木で出来ているんだな」と感じる質感。

表情も広隆寺のものと少し違い、やや硬いかなといった感じ。

包み隠さず言えば、中宮寺の弥勒菩薩像より広隆寺の弥勒菩薩像のほうが、オーラや存在感を感じました。

しかし中宮寺の弥勒菩薩像の魅力は、その大人しさにあると思います。

広隆寺の弥勒菩薩像は『動』
中宮寺の弥勒菩薩像は『静』

両像には、そんな違いを感じます。

中宮寺の弥勒菩薩像は、自然の中(森の中や、せせらぎの横)が似合うかもしれないな。
そんなふうに思いました。

一方、広隆寺の境内はこんな感じ

広隆寺
広隆寺

嵐電、太秦広隆寺駅からすぐのところに広隆寺はあります。

門をくぐると、正面に上宮王院太子殿。
上宮王院太子殿に参拝する時、左を見ると五芒星(ダビデの星)が見えます。

五芒星と広隆寺、一体どんな関係が……。

霊宝殿のチケット売り場は、上宮王院太子殿の左側。

広隆寺・上宮王院太子殿
広隆寺・上宮王院太子殿

写真左側に小さく写っている建物が、チケット売り場です。
その先は、有料エリア。

広隆寺・この先有料
広隆寺・この先有料

道なりに歩いていくと、霊宝殿。

霊宝殿
霊宝殿

こちらに弥勒菩薩十二神将その他多くの仏像が安置されています。

まとめ

  • 広隆寺と中宮寺の弥勒菩薩像の違いは、雰囲気にあり
  • どちらか片方しか見れないなら、広隆寺をオススメ
  • 圧倒的オーラと存在感を感じて欲しい

以上、広隆寺と中宮寺の弥勒菩薩像を見てきた感想でした。

−−−−−

Kyon's ReedではPhoto circleメンバーを募集しています。
ゆるく撮って、ゆるく繋がり、写真ライフを楽しくしませんか?

新規加入メンバーには、「一生使える撮り方講座」をPDFでプレゼントしています。
この機会にぜひ、ご利用ください。

よかったらシェアしてね!
目次