- せっかく京都行くから、北野天満宮の梅の花を見たいな。
- 北野天満宮の梅の花、見頃はいつかな?
- 梅の花、ちょっと時期ずれてるけど、見に行って大丈夫かな?
などとお考えではないでしょうか?
2月の北野天満宮の梅がどんな様子か知りたい方は、ぜひお読みください。
この記事は2023年2月22日に、京都の北野天満宮へ、梅の花を見に行ってきた私の体験を書いています。
『自分で撮った写真』を使って、北野天満宮の梅の花がどんな感じだったかをリアルに紹介中。
2月末の京都といえば、『梅』
と、なるかはわかりませんが『梅の花の季節』というのも事実。
せっかくなら、きれいな梅の花を見たくなりますよね。
この記事を読めば、梅の開花状態ををリアルにイメージできるようになります。
- 【早咲き・全体五分】正直ちょっと早かった【梅の花】
- バス停から、北野天満宮の拝殿までを紹介
- 【ご利益あり!?】〇〇の神様を祀る、北野天満宮にお参り
東京から京都まで、新幹線(のぞみ)で約2時間
京都駅から北野天満宮までは、バス1本(50系統)で約30分です。
京都駅から北野天満宮までの行き方は、こちらのサイトを参考にしました。
大変わかりやすいので、オススメです。
北野天満宮のあとは、弥勒菩薩像を見に広隆寺と中宮寺に向かいました。
2つの弥勒菩薩像、両像は似ているようで全く違いました。
興味があれば、ぜひお読みください。
【早咲き・全体五分】正直ちょっと早かった【梅の花】
ちょっと早かったな
ちょっと早かった。
梅の花が目立たない。
正直な感想としては、こんな感じです。
とはいえ、失敗した感はありません。
むしろ、雪と梅が同時に見れてラッキーでした。
以下、北野天満宮と梅の花の詳細となります。
早咲き見頃・全体五分
印象としては、ちらほら咲いている梅の花が見えるかなといった感じです。
たしかに早咲きの梅は花が開いて見頃ではありますが、全体としてはかなり薄い。
梅の花を見に行く事が『目的』であれば、すこし物足りなさを感じるかも。
というか、ちょっと物足りなさを感じました。
その年の気温や天気にもよるでしょうが、私が行った2月22日の梅は、こんな感じ。
梅の木に雪も乗っていたので、開花には厳しい環境だったかな。
しかし、雪の乗った梅というのも風情があっていいものです。
少しずつ解ける雪が、梅の花の上で小さくなる。
雪は雫となって大きく膨らみ、やがて一気にポトッと落ちる。
ピンクと白のコントラストが、わずかな時間で変化していく。
季節や時間を、肌で感じます。
自分の目で見た雪と梅は、写真を見るよりずっとキレイでした。
早咲きの梅でしょうか、パッと花が開いているものがこちら。
あまり好まれない曇天ですが、写真撮りには嬉しい天気。
影を作らない柔らかい光が、梅の花を優しく照らします。
濃いピンクの梅の花。
満開だと、かなり見ごたえがあるんだろうなと。
そう、思いませんか?
北野天満宮の梅は、約50種類
北野天満宮の梅の種類は、約50種類あるそうです。
梅の種類の多さは、自分の目で見る花の色からも、感じることができます。
立ち止まり、振り返りながら梅の花を見比べて
同じ梅の花なのに、こんなに色の違いがあるのかと見比べてほしいです。
先ほどと違って、こちらの梅は淡いピンク。
今にも開きそうな蕾が、満開の時期を予感させます。
冬の花手水
「え!?花手水?」
北海道民の私は、冬の花手水の違和感に驚愕。
冷えた空気の中で見る、花手水。
花びらの1枚1枚の凛とした様子は、触ると切れそうだと思うほど。
京都の冬は寒い
余談となりますが、京都の冬、寒いです。
この時は雪もあったので、なおさら寒く感じたのかもしれません。
骨の奥まで冷えるような寒さが、忘れられない。
冬季間、プラスの気温にならない北海道から京都に行くんだから、寒さとか余裕。
そう思っていた自分を、責めたいです。
北海道の寒さは、ピリピリと痛い寒さ。
京都の寒さは、ズンと重たい寒さ。
マフラー、手袋、必須。
北野天満宮・梅苑と営業時間
私が北野天満宮についた時間は、午前7時過ぎ。
梅苑の営業時間は午前9時から。
流石に2時間も、北野天満宮で時間を使えません。
旅程的にも、場所的にも。
というわけで、梅苑は諦めました。
とはいえ梅苑に行っても、このタイミングだったらそこまで満足度は高くなかったかなと。
行くならもう少し、いい時期に行きたいと思いました。
ちなみに上の写真の看板の内容は、以下のとおりです。
料金(梅茶・菓子付き) | 大人 1,200円 | 子供 600円 |
開苑時間 | 9時〜16時閉苑 | 最終受付15時40分 |
ライトアップ期間 | 20時閉苑 | 最終受付19時40分 |
梅苑はすこし覗き見できまして、
入り口から本殿に向かう途中にある、撫で牛(撫でるとご利益のある牛の置物)の近くから見られます。
撫でた場所が、よくなると言われている撫で牛。
私は、頭を撫でました(笑)
北野天満宮・境内にも梅がいっぱい
梅苑だけが、北野天満宮の梅の見どころではありません。
境内にもたくさんの梅が、植えられています。
五分咲きでも、それなりに見ごたえがありました。
梅の花を見ながら、境内を散策してみても良いのではないでしょうか。
一瞬ですが、梅の木にメジロが止まるシーンもありました。
梅とメジロ、似合いすぎ(笑)
あっ写真で見るやつ!!
あっ撮らなきゃ!
そしてカメラを出した瞬間、逃げられました。
バス停から北野天満宮の拝殿までを紹介
京都駅から約30分、バスに揺られ着く先がここ。
北野天満宮前バス停。
目の前にコンビニがあるので、欲しい物、足りないものがあればすぐ手に入ります。
私はここで、おやつをゲット。
余談ですが、バスに乗ってる最中、なんだかお腹が痛くなってきちゃって
バスを降りたら、すぐにトイレを探さなきゃとドキドキしていたのですが、こちらのコンビニに救われました。
コンビニから歩いてすぐに、北野天満宮の入り口が見えます。
迷うことはないでしょう。
入ってすぐに、立派な松。
参道なりに歩いていくと、いくつか鳥居をくぐります。
その先に先程紹介した、撫で牛が鎮座しております。
撫で牛が見えるころには、目の前に桜門。
桜門をくぐり、すぐ左に梅苑の入り口と受付。
桜門から1本左にずれて、真っすぐ行ったところに三光門。
拝殿への入り口です。
桜門から三光門までの間にも、たくさんの梅の木があります。
梅の模様が、かわいらしい三光門。
三光門の向こう側には、拝殿があります。
拝殿前には白い石が敷きつめられており、とても綺麗です。
清らかさや、神聖さといった言葉が似合う場所。
とても心地よさを感じる、場所でした。
【ご利益あり!?】〇〇の神様を祀る、北野天満宮にお参り
学問の神様
誰もが知っているこの言葉。
そして学問の神様と呼ばれている人物。
それが、菅原道真公。
北野天満宮では、学問の神様である菅原道真公を祀っています。
菅原道真公は平安時代に活躍した貴族で、天才的な才能を持ち、政治家や文化人として活躍した人物。
そんな菅原道真公を祀る北野天満宮のご利益にあずかりたいと、多くの人が参拝に訪れています。
例にもれず、私も手を合わせてきました。
その他のご利益としては、『縁結び』『商売繁盛』『健康長寿』などがあるようです。
お参りの際は、しっかりご利益を意識して手を合わせることを、オススメします。
また北野天満宮は酒造りの歴史とも縁が深いようで、たくさんの酒樽が奉納されていました。
まとめ
北野天満宮の梅の花は、早咲き五分だと、ちょっと早い印象でした。
しかし、ちゃんと見どころはあり、無駄足感はありません。
梅苑だけではなく、境内にもたくさんの梅が植えられており、散策するだけでもちゃんと楽しめます。
梅を見て心を癒やし、神様に手を合わせ試練に立ち向かい、目標を達成し祝い酒を飲む。
北野天満宮は、そんな未来に導いてくれる神社なのかもしれません。
この日は京都を見てから、奈良へ移動しました。
興味があれば、奈良の記事もぜひお読みください。