- どうやって直島日帰りで観光するの?
- 日帰り観光モデルコースの情報欲しいなぁ
- 直島で移動はレンタサイクル?クルマ?
などとお考えではないでしょうか?
失敗しない直島日帰り観光がしたい方は、ぜひお読みください。
私が日帰りで直島に行ってきた、体験談を書いています。
どうやって3.5時間で直島をめぐったか?
少ない時間で、直島アートをしっかり楽しめたルートを記事にしました。
この記事を読めば、直島での時間の使い方がわかるようになります。
絶対見てほしい、オススメのアレも紹介。
- 写真でめぐる直島観光・日帰りモデルコース
- 直島内の移動は【電動】レンタサイクルで
東京羽田から香川県の高松空港まで、飛行機で1時間ちょっと。
高松空港から直島までは、バスとフェリーを乗り継ぎ約2時間30分
羽田から直島までは、約4時間は必要かなと言うところ。
直島内の観光時間は、3.5時間ほど
ちなみに地中美術館・ベネッセハウスミュージアムを楽しむ時間は、充分ありました。
もちろん人にもよると思いますが、私のような軽めのアート好きなら「満喫した!」と思えるはずです。
今回は往路ANA・復路JAL。
往復で航空会社が違うのは、ANA・JALどちらのマイレージも片道分しかなかったから……。
なんとなく節操がない感じがしますね(笑)
写真でめぐるアートの島・直島【日帰り観光モデルコース】
モデルコース、なんて言うと少し大袈裟かもしれませんが、私が直島へ日帰りで行ってきた行程です。
直島への日帰り観光を検討している方は、参考にしてみてください。
羽田空港→高松空港→直島アート→高松市内のホテル
以上が今回のルートです。
直島で行った場所は、こちらになります。
- 地中美術館
- ヴァレーギャラリー
- ベネッセハウスミュージアム
- その他
島内の移動には、電動レンタサイクルを使いました。
持ち物はフェールラーベンのリュックと、ソニーのカメラです。
以下、直島日帰り旅行の詳細となります。
羽田空港から高松市内まで
羽田空港を9:30に発ち、11時過ぎには高松空港に到着。
高松空港を出てすぐのところにバス乗り場があるので、高松市内行きのリムジンバスに乗り込めます。
整理券を取るのを忘れずに。
約1時間の移動で、高松港に近いホテルクレメントの停留所に到着。
支払いはSuicaが使えるので「ピッ」とやって終わり。
ピッする場所が、ちょっとわかりにくかったです。
この時ちょうどお昼時。
お腹も減ったので、近くに見える高松駅で駅弁をゲット。
瀬戸内海を感じさせる駅弁が色々あって、どれにしようか迷いました。
何を選んだかは後ほど。
あとで写真を見ていて気がついたのですが、高松駅、笑っています(笑)
駅を出て横を向くと、食事ができそうな建物もありました。
片手に駅弁をぶら下げ高松港へ向かう途中、途中ガイドブックでよく見るアレを発見。
「Liminal Air -core-」と言うようです。
歩いて数分で、高松港へ到着。
写真左側にある茶色の建物が、船のチケット売り場と待合所です。
高松港から直島(宮浦港)まで
チケット売り場の券売機で、直島行きのフェリーチケットを購入。
往復割引があるので、帰りの分も先に買っておきました。
出港まで時間があったので、ここでお弁当を食す。
タコもお肉も美味しいお弁当でした。
船内はとても広くてキレイです。
確か定員は500名だったはず。
ここから約1時間の船旅です。
船イコール揺れると思っていましたが、全く揺れずとても快適でした。
海側を向いた席もあり、船からの眺めを楽しめます。
デッキはこんな感じ。
夏とか最高に気持ちよさそうです。
しばらくすると、窓の向こうに瀬戸大橋が見えてきました。
ちょっと感動。
直島が近づいてくると、草間彌生の赤かぼちゃが見えてきます。
直島に到着です。
移動時間はかかりましたが、飛行機、バス、フェリーと違う乗り物に乗ったせいか、そこまで時間がかかったと感じませんでした。
13:30 直島日帰り観光コース、スタート
フェリーを降りて、すぐにしたのがレンタサイクルの確保。
右手に白いオブジェ「直島パヴィリオン」を眺めつつ、正面にあるレンタサイクル屋さんに向かいます。
周りの観光客も、レンタサイクルを求めて歩いていたのですが
レンタサイクル屋さんは数店舗あり、台数もそれなりにありそうです。
レンタサイクルが使えないということは、ないでしょう。
水玉模様のかわいいレンタカーもありましたが、オススメは電動レンタサイクル。
直島には少し長めの坂道もあるので、電動レンタサイクルを選ぶのが無難です。
乗るときに電動アシストを常に最大にしても、帰るまでバッテリーは余裕でした。
ベネッセアートサイト内では、宿泊客以外は徒歩かバスで移動となります。
レンタカーやレンタサイクルは、使えません。
まず向かうのは、地中美術館。
地中(海)美術館ではありません。
私のようにずっと勘違いしたまま、誰かに話さないように気をつけてください。
レンタサイクルを止める場所は、地中美術館を少し通り過ぎたところにあります。
チケットもここで購入です(要予約)。
来た道を少し戻って、地中美術館へ。
14:00 地中美術館
地中美術館には順路がありません。
混んでいる展示を後回しにして、好きなものから見てまわれます。
あと、写真が撮れるのは入り口まで、展示や中の写真は撮れません。
でも、撮らせなくて正解。
ネット画像などでネタバレしてから行くより、予備知識無しで見たほうが絶対に楽しめます。
詳しく言いたくないので曖昧な表現となりますが、まさに体感型アートミュージアムと言った感じです。
何があるか不安、行って楽しめるか不安、といった気持ちもあると思いますが
ぜひ何も調べず、地中美術館に行ってみてほしいです。
目と肌で、アートを感じてみてください。
安藤忠雄氏の建築美にも注目
地中美術館は展示の面白さもさることながら、建築の面白さも絶対に見ておきたいポイント。
幾何学的に構成された面が、コンクリートの無機質な壁をどう見せているのか?
見る角度、高さを変えると雰囲気を変えていく空間で、何を感じるのか?
実際にその場に立って、感じてほしいです。
また通路には細長いスリットがあり、中庭が見下ろせます。
このスリットから見える中庭が、1歩踏み出すたびに変化する様子は、何往復もしたくなりました。
前を向くと外から差し込んだ光が美しく陰影をつくり、光と影のアートの中を進んでいるようです。
天気や時間、そして季節で印象が変わっていくと確信できるこの空間。
この場所にまた来たいと思ってしまうのは、もはや必然なのだろうと思いました。
地中美術館は天井がなく、空が丸見えの場所や展示も多いのですが、人が立つような場所には天井があります。
- 雨の日はどんな見え方だろう。
- 雨のカーテンが、この空間を分けるのかな。
- きっと雨も、この空間を構成する一部になるんだろうな。
そんな想像をせずにはいられません。
このような発想、デザインができる安藤忠雄氏の感性にひたすら脱帽です。
15:00 ベネッセアートサイト到着
レンタサイクルが使えるのはここまで。
ここからは徒歩で移動となります。
ちなみに、私がかなり混乱したのがこちら
ベネッセアートサイトと、ベネッセハウスミュージアムの違い
ベネッセアートサイト → エリアの名称
ベネッセハウスミュージアム → 美術館
ベネッセアートサイト(エリア)の中に、ベネッセハウスミュージアム(美術館)があるということでした。
駐輪場のそばに、ベネッセアートサイトの門があります。
ヴァレーギャラリーに寄り道
ヴァレーギャラリーも、安藤忠雄氏が設計した建築です。
光、風、面、そして銀の玉が織りなすハーモニーを、感じてほしい場所。
ほかには草間彌生さんの『ナルシスの庭』、小沢剛氏の『スラッグブッダ88』が展示されています。
『ナルシスの庭』
ナルシスとは、水鏡に写った自分を好きになってしまった少年の名です。
さぁ、あなたはこの場所に何を感じるでしょう?
『スラッグブッダ88』
産業廃棄物から作られた、88体の仏像。
次は、ベネッセハウスミュージアムに向かいます。
15:15 ベネッセハウスミュージアム
ヴァレーギャラリーから歩いて10分ほどで、ベネッセハウスミュージアムに到着。
けっこう疲れました。
ベネッセハウスミュージアムも安藤忠雄氏の設計となりますが、より面白かったのは
杉本博司氏の『タイム・エクスポーズド』と安田侃氏の『天秘』
特に安田侃氏の『天秘』(下の写真)は、撮っていて楽しかったです。
前後左右上下、わずかに動くだけでファインダーの像が変わるので、シャッター回数が増えました。
次の写真は、杉本博司氏の『タイム・エクスポーズド』
壁には海の写真が飾られており、全て違う場所の海の写真です。
また展示も工夫されており、瀬戸内海の水平線と、写真の海の水平線が並ぶようになっています。
とは言うものの、自分から水平線を合わせるように見ないと、上手く合いません。知識としてって感じですかね。
それよりも、奥の岸壁に飾られている写真を、見つけてほしいです。
この崖にも海の写真が飾られています。
頑張れば見えます(笑)
小田原の江之浦測候所でも感じましたが、杉本博司氏の作品には、『時の流れ』を感じてしまいます。
ほかにも様々な展示があり、面白い、興味深いと思えるものが見つかるはずです。
いくつか写真を載せておくので、ご覧ください。
ベネッセハウスミュージアムをゆっくり見終わったところで、港へ戻ります。
16:10 ちょっと時間があったので I♥YOUへ
30分ほどかけて港に戻る途中、I♥YOUを見てきました。
本当にお風呂だったらちょっとアレだったので、スルー(笑)
その近くには浮玉カエルのお店、こちらはお休みでした。
最後に赤かぼちゃを近くから見て、フェリーを待ちます。
17:00頃 高松に向け出港
これで今回の、直島観光日帰りツアーもおしまい。
帰る頃には暗くなり、ライトアップが始まりました。
翌日は、香川県内をレンタカーで観光しました。
旅行の思い出、カメラで残しませんか?
せっかく直島に行くなら、ちょっといいカメラで思い出をキレイに残すのもオススメです
あとから見返したときに、細かい部分まできれいに写るカメラだと「ココってこんな感じになってたんだ。」と新しい発見がありますよ!
私も後から写真を見返して、旅行中に気が付かなかったことを見つけて、嬉しいやら、悔しいやらと感じることが多いです(笑)
とはいえ、旅行のためだけにカメラを買ったらコストがかかる。なので持っていくカメラはレンタルがオススメです!
少ないコストで大きな思い出、残してみてください!
カメラのレンタルについては、【ニーズ別】あなたに合ったカメラのサブスクはどれ?【比較】で詳しく解説しています。ぜひお読みください。
直島内の移動は【電動】レンタサイクルで
もう足がパンパン、疲れて歩けない
そうなりたくないなら、直島での移動手段は【電動】レンタサイクルが便利です。
理由は単純に楽だから。
直島内は平坦とはいえ、起伏はあります。
想像してみてください
長めの坂道を自転車で登ったあと、徒歩で観光している姿を。
それでも普通のレンタサイクルを使いますか?
直島内では、一般旅行者が、レンタサイクルなどで移動できる範囲は決まっています。
ベネッセアートサイト内は、宿泊者のみレンタサイクル等が使えます。
ベネッセアートサイト内にはバスもありますが、次のバスを待つ時間で行きたいところに行ける距離感です。
「歩きでいいか」となりがち。
電気の力で楽をして、歩く体力残しませんか?
レンタカーも楽できますが、宮浦港からベネッセアートサイトまでは2kmほど。
細い道や移動距離、駐車場での切り返しを考えると、選びにくかったです。
体力に自信がないなら、電動レンタサイクルがおすすめです。
『気持ちがいい』も大きなポイント
レンタサイクルで走っていると、顔や体に風が当たりとても気持ちいいです。
映画タイタニックの、あのシーンを思い浮かべてしまいました。
電動なので足を軽く乗せるだけでスイスイと走り、風を感じながら周りの景色を見る余裕もたっぷりです。
ちょっと止まって写真をパチリ、なんてことが気楽なのもいいですね。
この観光プラン、直島日帰りのモデルコースとしていかがですか?
今回の私の日帰りプラン、いかがだったでしょうか?
直島を日帰り観光したい方のモデルコースとして、今回のプランはどうでしょう。
- 地中美術館
- ヴァレーギャラリー
- ベネッセハウスミュージアム
これらを回っても、まだ少し余裕があります。
その時間で好きなようにアレンジもできますし、他の時間を削って1つの場所に当てることもできます。
ぜひこのプランを、直島日帰り観光のモデルコースとして参考にして
自分の観光プランをつくってみてください。
ちなみに今回の香川・直島旅行の参考に見ていたのは、こちらの2冊です。
安心と信頼の『るるぶ』と『まっぷる』
直島だけじゃなく、香川の魅力を全体的に知れたので、翌日の観光も無理なくできました。
直島以外の香川県も見てみたい、という方には最適なガイドブックだと思います。
どうしよう?と迷うことも減りますし、1度目を通してみてはいかがですか?
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- 私はdマガジンを使い始めてから、旅行誌や雑誌は買わなくなりました。
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今回使用した機材
今回はしっかり撮りたかったので、カメラはa7R4。
レンズを付けるとやや大きいですが、それでもリュックにポンと入れられる大きさは魅力的でした。
レンズも『とりあえずこれ1本あれば安心』な画角を選択。
旅行のときは、明るい標準ズームが役立ちます。
旅行用やちょっとしたイベントでカメラを使いたいなら、サブスクで使うと安上がり。
もし中古でいいなら、マップカメラがおすすめ。
私がいつも利用する『マップカメラ』の中古リストです。
安くカメラを買うなら、マップカメラ一択
理由は安さと信頼性です。
>> Sigma 24-70mm F2.8(ソニー用)