今回の、GR III遊びの材料はコチラ
- ライン
- 都市
- タイミング
ビルや階段が『ライン(線)』が作り出す構図。そこに面白さを見つけてみてはどうでしょう?
シャッターを切るタイミングを、ちょっと変えたら違う写真に。
その瞬間にしか撮れない写真を撮りながら、都市散歩も面白いです。
ビル群やフェンス、柱を使って構図を組み立てて、好みのタイミングを待って撮る。
それは、とても創造的で楽しい体験です。
上手い・下手とか
いい・悪いとか
そんなんじゃなく、『撮ることを楽しめる人』になりませんか?
カメラをおもちゃにして、写真を楽しみましょう!
- 【GR III・作例4】渋谷散歩・ポケットの中のスナップシューター
- この写真はこう撮った【設定と撮り方】
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【GR III・作例4】渋谷散歩・ポケットの中のスナップシューター
都市にあふれている『ライン』
見方によっては、面白い構図に変化します。
「ちょっと、面白いかも」
そう思ったらポケットからGR IIIを出してパッと撮り、撮ったらまたポケットへ。
『歩きながら撮る』にベストマッチするテンポのよさは、GR IIIユーザーだけが知る、気持ちよのさかも(笑)
無機質に絡み合う『ライン』の中に人が入ると、どこかストーリーを感じるのは私だけでしょうか?
そうは言っても起動から撮影まで、このタイミングで撮ってくれるGR IIIは頼もしい。
最強のスナップシューターの名は伊達じゃない。
あえてピントを手前に置き、メインをボカすのもいいかもしれません。
写真の雰囲気が、ちょっと変わります。
こちらは街にピント。
次の写真は、高架下。
人や車がずっと通るので、撮るタイミングが選び放題、ストリートアートもアクセントに使えて楽しい場所。
ちょっとしたシンボルと人が合わさると、写真に意味が生まれる気がしませんか?
上の写真も、矢印と逆方向に進む人を絡めてタイトルをつければ、1つの『作品』になりそうですね。
誰か、カッコいいタイトルお願いします(笑)
同じ場所で撮った写真でも、写るものが変わると、違う印象に変わります。
例えばこちら。
赤い矢印と、赤いダンプカー。
先ほどの写真と、同じ撮影意図だと思うでしょうか。
ぶっちゃけ撮るときにファインダーや背面液晶を見なくても、想像力と連射でどうにかなったりします。
下の写真は、『人の密度』を撮りたかったので、腕を上げ、感覚で撮ってます。
もし背面液晶を見ながら撮っていたら、人の多さを表現できなかったでしょう。
逆に、少し低い位置から撮るのも、アイデアとしてよかったかもしれません。
例えば、膝くらいまで視点を下げるとか。
今回、渋谷ではそんなに時間が取れなかったので、次回はもっとゆっくり行こうと思っています。
ちなみにGR IIIは、カメラのサブスクでも使えます。
この写真はこう撮った【設定と撮り方】
今回は、個人的に気に入っているこちらの写真で紹介します。
あなたのアイデアの参考にしてみてください。
- 1/320秒
- F3.5
- ISO 400
- イメージコントロール:ポジフィルム調
スナップなので、あらかじめイメージを持って撮るというより、「あっここ!」と思った時に撮る感じです。
この写真の場合は階段を降りてきて前を向くと、いろんな線がカタチを作っていたので、これを撮ろう思いました。
人がいなくなるタイミングで撮りました。
この写真の場合は、人がいないほうが自分のイメージに近かったので、人がいない時にパシャリ。
線を邪魔するものがなく、ほぼイメージどおりに撮れました。
この辺の線を意識して、構図を決めています。
メインの被写体としては奥の道路の景色ですが、線を活かした構図も主役の1つ。
写真を撮る時、カメラの高さは気にしておくといいかもしれません。
この時は胸くらいの高さ、目の高さだと全く違う構図になります。
第一印象で感じたイメージに近づくように、カメラの高さや向きを調整しています。
これでヨシ!と思っても、帰ってからモニターを通してみるとなんか違う、というのはよくあること。
念の為、少しずつずらしながら何枚か撮っておくとGOOD!
あとの選択肢が広がります。
1通り撮ったら移動、スナップは1箇所にこだわらず、いろんなところを撮るほうが楽しめます。
その他の作例
まとめ
写真を撮る時、どこに注目するかは人それぞれだと思いますが、周りの物が作る線に注目するのも面白いですよ。
あと、スナップ撮影はやっぱり身軽がいい。
撮るのも、移動も楽です。
楽だと動ける範囲も広がるので、結果的に撮れる写真が増やせます。
ぜひお気に入りのカメラを見つけて、スナップ写真で遊んでみてください。
私が今回使ったGR IIIも、万人受けはしないですがオススメのカメラの1つです。