【GR III・作例3】構図を工夫・邪魔なものは前ボケで隠す

GR III・ネガフィルム調

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今回の、GR III遊びの材料はコチラ

  • 前ボケ
  • 幾何学模様
  • 斜光

家の中で写真を撮る時、写ってほしくないものが写ってしまう。
できるだけ生活感を出したくない。

そんな時は、前ボケを使って隠してしまいましょう。
後ボケよりも簡単で、位置も調節しやすいのでオススメの誤魔化し方です。

ついでに幾何学模様を意識して構図を組んで、それっぽい雰囲気で仕上げてあります。

本記事の内容
  • 【GR III・作例3】構図を工夫・邪魔なものは前ボケで隠す
  • この写真はこう撮った【設定と撮り方】

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どうでもいいことですが、GR IIIとGR Digital IIIってちょっと紛らわしいですよね。
なんならDigitalって書いてある方が新しいのかな?と思ってしまいます。

いまはGR IIIを手に入れたので間違いませんが、購入前に調べている時は??と思いました。
ついでに言うと、ランドローバーとレンジローバーも紛らわしい。

目次

【GR III・作例3】構図を工夫・邪魔なものは前ボケで隠す

GR III・ネガフィルム調
GR III・ネガフィルム調

GR IIIには28mmのレンズが付いています。(35mm換算)

正直なところ、家の中で撮るには広すぎる画角
あれもこれも写ってしまいます。

家族しか見ない写真であれば気にしませんが、ネットにアップするとなると問題あり

そんな時は、前ボケを作って邪魔なものを隠します
前ボケの作り方は簡単で、レンズの直前に「何か」を写り込ませるだけ。

ちなみに、今回のイメージコントロールはネガフィルム調
最近追加された、新しいイメージコントロールです。

GR III:ネガフィルム調

柔らかい雰囲気が魅力のイメージコントロール:ネガフィルム調

ソフトな光がある時に、使いたくなるイメージコントロールです。
この写真を撮ったときも曇り空で光が柔らかく、光と同じように柔らかい雰囲気のネガフィルム調を選びました。

どちらかと言うと女性的な画作りで、GR III Diary editionのカラーとよくマッチしていると思います。
まぁ、私が撮るのはもっと硬い印象の、ポジフィルム調かハイコントラスト白黒なんですけどね。

この写真はこう撮った【設定と撮り方】

GR III・ネガフィルム調
GR III・ネガフィルム調
GR III・ネガフィルム調
GR III・ネガフィルム調

どちらも同じ設定です。

  • 1/1250
  • F2.8
  • ISO400
  • イメージコントロール:ネガフィルム調
撮り方
イメージづくり

我が家の可愛い猫ちゃんが、テーブルの下でリラックス中。
柔らかい光も当たっていい雰囲気だったのですが、背景には生活感が……。

ブログで使いたいと思ったので、余計なものは写したくない。
そこで、前ボケで隠すと決めました。

撮り方
前ボケは寄って撮る

写真のボケといえば、後ボケをイメージする方が多いと思います。
実際、後ボケはよく見ますし、プロっぽい写真のイメージそのものではないでしょうか?

後ボケと比べると馴染みのない前ボケですが、メチャクチャ簡単に作ることができるので、もう少しなにか欲しい時に重宝します。

前ボケの作り方は、レンズの手前に物を置く
これだけです。

手前に置くものによっては、消えてしまう場合もありますが(ネット、フェンス等)
ある程度、存在感のあるものなら前ボケとして使えます。

今回の写真では、椅子の脚

カメラにぶつかるほど近くに、椅子の脚を置いて撮っています。
実際に何度かぶつけました(汗)

撮り方
ピント位置と構図

ピント位置は、どちらも猫ちゃんの目です。

まずは縦構図から

幾何学と構図、前ボケを添えて
幾何学と構図、前ボケを添えて

大胆にズバッと縦に2本前ボケのラインを入れて(赤直線)、写真を区切りました。
フレーム効果も軽く意識しており、メイン被写体の猫ちゃんを挟むように構図を組み立ててあります。

右のラインのハイライトが強いので、そちらに視線を引っ張られがちですが、写真に抑揚がついて面白いなと感じます。
良い悪いではなく、こうやって写真で遊ぶのも楽しいですね。

今回の、前ボケの目的でもある『邪魔なものを隠す』も、うまくいっています。

赤丸の部分は、幾何学模様を意識して配置
空いたスペースをリズミカルにととのえます、連続した直線が作る模様面白い。

構図を構成している、『実際の物』は椅子とテーブル。
テーブルはともかく、椅子なら撮りながら簡単に動かせるので、いい場所を探しながら撮っていました。

つづいて横構図

前ボケ
ズバッと斜めにカット

こちらは斜めにカットした構図、前ボケで写真の半分を埋めました

邪魔なものを隠しつつメインの被写体をはっきりさせています。
わかりやすい写真ではないでしょうか。

赤丸の部分は先程と同様に、少しだけ幾何学模様を意識しています。

撮り方
カメラの高さは猫ちゃんの目線

猫ちゃんを撮る時は、猫ちゃんの目線の高さがいいかなと。
猫ちゃんと目が合いますし、普段の生活で見ない高さなので新鮮味があります。

撮り方
斜めの光を大切に

斜光というのは便利なもので、何でもきれいに写せます。
直射日光のような硬い光でも、曇りの日に窓から刺す光でも、斜めから当たる光の汎用性はとても高いです。

理由としては、立体感が出るから。

今回の写真でも、横からの光で陰影が付き立体感が出ています。

斜光で私が意識していることを1つ。

人や動物など、『顔』がある場合は、『顔』に光を当てること。
特別な意図があれば別ですが、基本的に顔に光を当てたほうが、いい感じになります。

横構図の方は、まさにそれを意識しました。

ふわっと撮りたいときなどは、斜光だと濃いなと感じるかもれないので、使い分けは必要。
自分のイメージを大切に、どう撮ろうと考えるとよいでしょう。

もしあまり光を意識して撮っていないなら1度斜光を試してみてください

撮り方
全部が上手く合わさった時に、パチリ

今回の場合、1番難しいのは猫ちゃんの動き
指示ができないので、タイミングを逃さないようにしっかり猫ちゃんを観察します。

このときのコツですが、構図を決めたらカメラのモニターは見ず、自分の目で直接猫ちゃんを見ること
こうすると、シャッターチャンスに強くなります。

猫じゃらしなどを使って視線を誘導するのも良いですが、やりすぎると寄ってきて遊び始めるので注意(笑)

今回の写真を撮った時、私の頭の中はこんな感じでした。
人によって、何を考え、何を大切にするかは違うと思います。

私の撮り方が、何かしらの参考になれば嬉しいです。

その他の作例

まとめ

大胆に構図を決めるのも、写真の面白さの1つ。
連続した直線があったら、幾何学模様を意識するもの楽しさ。

上手く撮れた、気に入った写真になった時は、部屋に飾るなどして『生きた写真』にしてあげるのもイイものですよ!

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